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スタッフ日記
更新日:2014年09月29日
HPコラム【定期借地権と登記手続き】

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最近は「定期借地権付分譲住宅」という文言をしばしば見かけるようになりました。
「定期借地権」とはどういった権利なのでしょうか。

定期借地権制定前の借地権の問題点
 借地権制度では基本的考えに「借地人の保護」という考えがあります。
 そのため、借地期間満了時に建物がある場合、地主が契約更新を拒絶するには
 「正当な事由を必要」とされたり、「借地権価格に応じた立退料」を求められたりします。
 
 また、建替え等について原則は「地主の承諾」が必要です。
 しかし、承諾が得られない場合は、裁判所に申立て「許可」を与えられる制度もあり、
 借地人の保護が図られています。

 地主は一度土地を貸してしまうと、借地契約を解除し土地を戻してもらうことは困難でした。

◎平成4年に定期借地権制度が創設されました。
  定期借地権の特徴は3つあります。

 ①契約の更新がありません。
  期間満了とともに確実に契約関係が終了します。

 ②建替えによる借地権の延長がありません。
  期間中に建替えがあっても期間満了とともに確実に契約関係が終了します。

 ③建物買取請求権がありません。
  借地人は建物を収去し、土地を原状回復して返還することが原則です。

定期借地権と登記
 普通借地権の場合、建物登記のみで借地権の対抗力を得られますので、
 土地に賃借権または地上権の設置登記を行うことはそれほどありません。

 定期借地権の場合は、登記で積極的に公示することが地主側のメリットに
 なりますので、ほとんどの場合土地に対して定期借地権設定登記を行っています。

 秦